元NHKアナウンサーで大相撲中継のエースとして活躍した藤井康生氏が自身のYouTubeチャンネル「藤井康生のうっちゃり大相撲」で、親方の停年延長と年寄名跡の取り扱いについて言及した。
日本相撲協会は1日、元小結遠藤(35=追手風)の引退と年寄名跡「北陣」の襲名を発表。ファンの間では遠藤の現役時代の功績が称賛される一方で、それまで「北陣」の名跡で親方を務めていた元幕内天鎧鵬の退職を惜しむ声も相次いでいる。
藤井氏は、動画の中で「天鎧鵬関は(「北陣」の以前は)秀ノ山、音羽山、佐ノ山…名跡を借りながら働いていたんですが。相撲協会の(公式)YouTubeであったり、協会の中の若い親方衆をリーダーシップを持って引っ張っていく立場だった。天鎧鵬関が辞めるのは非常に残念」とファンの意見にうなずいた。
今回のケースに限らず、引退力士や若手親方が協会に残れない背景として、ベテラン親方の65歳停年が延長(再雇用)されたことも一因とみられている。親方になるために必要となる年寄名跡が、慢性的に不足しているからだ。藤井氏は「停年延長、私もいいと思うんです」としながらも「停年延長の場合は(協会に)年寄名跡を返還してほしい。私もね、それができないかなとずっと思ってきました」と主張する。
その上で「豊ノ島さんも同じケース。たくさん指導者として残ってほしい力士がいて、その力士が親方になるかならないかぐらいで辞めてしまう状況が、ちょっと残念。(停年を迎えて再雇用となった親方は名跡を返還して)現役名(しこ名)に戻してもいいんじゃないか」と持論を展開した。













