巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏(77)が6日までに自身のブログを更新し、今季の先発投手陣への不安と期待をつづった。

「今日は俺の独り言だと思って読んでくれたらいいかな(笑)」から始まった内容はおおむねボヤキ節。ここまでのオープン戦やキャンプをテレビ画面越しにチェックしてきたといい「ピッチャー陣の中である程度、計算できてやってくれそうなピッチャーは戸郷1人だなぁ」といきなり手厳しい評価だ。

 戸郷はすでに開幕投手に内定し、堀内氏も「彼の目標とする『沢村賞』に向けてどこまでやってくれるのか。ここは見どころだね」と期待したが、6人で回す先発ローテーションのうち「戸郷1人」とは何とも心もとない。

 昨季15勝をマークした菅野はオリオールズに移籍。それだけに戸郷に続くローテの軸となる選手が必要だ。堀内氏は「昨年ギリギリ2桁勝利に間に合ったピッチャーがいたと思うんだけど(笑)今年は存在感がなくて心配なんですけど」と山崎伊織投手(26)に着目。ただ「伊織くん。あいつ、いるのかい?(笑)」と辛らつで「2桁勝てるピッチャーって普通ならもっと目立ってもいいんだけどなぁ」と奮起を求めた。

 もちろん、ホープはいる。菅野、戸郷(12勝)、山崎(10勝)に次ぐ8勝をマークした左腕の井上温大投手(23)だ。堀内氏は「自信を持って投げている。昨年の経験が彼をそうさせているんだろうね」と高く評価し「成績を残したからこそ今年は相手もきっちりと研究してくるもんさ。嫌なこと言うようだけど 自信を持って投げたボールを打たれたら彼はどうなるのか。ここが若手が成長する時に試される壁なんですよ。この壁を乗り越えられたら彼はもう一段いいピッチャーに成長できる。今年は彼にとってターニングポイントの年になるだろうね」と飛躍を期待していた。

 リーグ連覇と13年ぶりの日本一奪回を目指すシーズン。28日の開幕戦は約3週間後に迫っている。