前楽天で巨人に新加入した田中将大投手(36)が2日にヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)に先発登板。移籍後初めて本拠地・東京ドームのマウンドに立ち、2回まで22球を投げ2安打無失点と順調な仕上がりぶりを見せた。

 田中将の名前がコールされると、ドーム内からは大歓声が沸き起こった。降板後には「これだけたくさんのファンの方がスタンドを埋め尽くしてくださっていて、この声援の力というのは非常に大きいものだと改めて今日感じました」と感謝の言葉を口にした。

 前回初実戦となった2月24日のロッテ戦(那覇)では1回無安打無失点。この日の実戦登板も得点を許さず、「無事に終われて良かったです。真っすぐに関してはバッターを押し込めていたかなと。悪くはなかったと思います」と安堵の表情を浮かべた。

 直球の最速は145キロをマーク。それでも「まだまだこっからですよ。スピードガンコンテストじゃないんで。無理にそこを求めて今、やっているわけじゃない。ただ、シーズン入ってくるにあたって、もう少し上がっていけばいいというか、上がっていくとは思う。そこは無理に今、どうこうというふうには考えてないです」と冷静に話した。

 レジェンド右腕の現在地を阿部慎之助監督(45)は「抑える術は知っているので後は本人が頑張ってくれると思う。(先発ローテの)6番目に入れている」と先発ローテーションの一角として期待を寄せた。