大阪府知事で日本維新の会代表の吉村洋文氏が27日、大阪・ABCテレビ制作の情報番組「newsおかえり」に出演し、国民民主党の「103万円の壁」について言及した。

 政府は今まで最低賃金の金額を上げてきたが、給与収入が年103万円を超えると所得税が発生するため、それを超えないように働き方をセーブする人が多く、これが労働力不足を助長させているとの指摘がある。

 国民民主の榛葉賀津也幹事長は19日、103万円の壁を178万円に近づけていく目標に対し「これを骨抜きにして邪魔をしたのは、維新さんもその責任がある」と非難。そして、その2日後に「維新のせいと言ってない」と訂正していた。

 そもそも年収の壁の解消に前向きだという吉村代表は「僕言ったんです、昨年の12月に『本気で腹くくってやるんだったら一緒にやりませんか』と。地獄の底まで本気でやるつもりだったらと。そしたら榛葉さんは『維新は維新でやったらいい』とおっしゃったので、それならということで」と振り返った。

 続けて「それを今になって『維新が邪魔する。邪魔をした維新にも責任がある』って、それはフェアじゃない。僕言ったでしょ。国民民主党さんは断りましたよね。僕はズルいと思う」と指摘していた。