米共和党のジョー・ウィルソン下院議員は「最も価値ある大統領のための最も価値ある紙幣!」として、新しい250ドル紙幣を作り、トランプ大統領の顔を印刷したいと考えている。米紙ニューヨーク・ポストが26日、報じた。

 サウスカロライナ州の下院議員は、連邦法で米国の紙幣に生きている人物の肖像が描かれることを禁じられているにもかかわらず、新しい250ドル紙幣にトランプ氏を肖像にする法案を起草していると発表した。

 ウィルソン氏はXに「印刷局にドナルド・J・トランプを描いた250ドル紙幣のデザインを指示する法案を起草していることをお知らせします」と記し、画像生成AIによる紙幣デザインを披露した。自身の提案は、バイデン前大統領時代のインフレでより多くの現金を持ち歩かざるを得なくなった米国民に利益をもたらすという。

 しかし、ウィルソン氏の法案は、米国の紙幣に生きている人物の肖像を載せることを禁じている現行法に反する。君主制の印象を与えないようにし、亡くなった人物の肖像のみを載せるという伝統は、1866年に法律となった。

 共和党が多数派を占める下院からは1週間前にも、ニューヨーク州北部のクラウディア・テニー下院議員が「トランプ大統領の誕生日を連邦の祝日にしよう」という主張も出ている。