ヤンキースOBのジョニー・デーモン氏(51)が24日(日本時間25日)、古巣のひげ解禁に不快感を示した。

 ヤンキースのハル・スタインブレナーオーナーは21日(同22日)に長年続いていた伝統の「ひげ禁止ルール」を緩和することを表明。「手入れの行き届いた」ひげは許可すると発表し、波紋が広がっている。

レッドソックス在籍時のジョニー・デーモン氏(2004年)
レッドソックス在籍時のジョニー・デーモン氏(2004年)

 長髪とあごひげがトレードマークで、現役時代に「原始人」と呼ばれていたデーモン氏はレッドソックスの世界一に貢献した2005年オフ、新天地のルールに従って有名な長髪とひげをバッサリと切ってヤンキースに移籍している。そんなデーモン氏はこの日、自身のインスタグラムに古巣のひげ問題に言及する動画を投稿。長髪とあごひげ姿で「ヨギ・ベラ、ジョー・ディマジオ、ミッキー・マントル、デレク・ジーター、マリアーノ(リベラ)に関しては、これまで通りのやり方を維持する必要がある。ヤンキースは伝統だ。方針はそのままにしましょう」と強い口調で異議をとなえた。

 ヤンキースは1976年、当時のオーナーでハル氏の父に当たるジョージ・スタインブレナー氏が〝紳士ルール〟を導入。選手、コーチやスタッフまで口ひげ以外のひげを禁止した。デーモン氏は「ジョージ・スタインブレナーは素晴らしい人間であり、素晴らしい上司なので、何年も前にこのすてきな髪を切った。疑問に思うことはなかった。方針はそのままにしましょう。上司の言うことを聞いて、常にベストを尽くして、さあ始めましょう!」と緩和撤回を声高に訴えた。

 デーモン氏は05年から09年までヤンキースで4年間プレー。松井秀喜氏(50)の盟友としても知られ、松井氏がワールドシリーズMVPに輝いた09年シーズンは「1番・ジーター、2番・デーモン」のコンビで打線をけん引し、チーム9年ぶりの世界一に大きく貢献した。