女子プロレス「スターダム」のゴッデス王者・羽南(20)が、故郷に錦を飾る。
24日に地元である栃木・ライトキューブ宇都宮大会では、飯田沙耶と保持するゴッデス王座のV1戦で鈴季すず&星来芽依の挑戦を受ける。同大会では妹・吏南がワンダー王者のスターライト・キッドに、吏南と双子の妃南はフューチャー王者・天咲光由に挑戦。三姉妹全員がタイトルマッチに絡むカードが組まれた。羽南は「地元の凱旋大会で3人全員がタイトルマッチっていうのは初めてで、会社からの期待をすごい感じる。スターダムの未来である私たちで超満員にして、しっかり防衛します」と意気込んだ。
3姉妹は2015年にスターダム7期生として入門。当時小4だった羽南は学校が終わると栃木から東京の道場に通い、学業を両立させながら17年4月にデビューを果たした。「小6くらいから学校を早退して練習に行くことも多くて。電車で宿題して練習に行くからいつも寝不足だった。それでも私より入門が遅かった飯田ちゃんとか、林下詩美とかの方が試合の経験値が高いことが悔しくて。早く追いつきたかったので友達と遊ぶ時間も削って、学校の行事も途中で抜けて道場に行ってましたね」。学生時代もプロレスに全身全霊を注いできた。
そんな羽南を支えたのは他でもない両親だ。「母は『危ないから』って反対したんですけど、入門してからはずっと道場まで送り迎えをしてくれてた。父も私たちのためにたくさん働いてくれて、道場に行けない時は家でトレーニングをさせてくれた」と回顧。
今回の凱旋大会前には、親戚総出で近所に大会ポスターを配り宣伝してくれたという。「今では親戚全員が応援してくれていて、大会にも来てくれるみたい。チャンピオン姿を見せて、親孝行がしたい」と語った。
早くも次回の凱旋大会までには同王座の最多防衛記録を樹立し、スターダムの歴史に名を刻むという目標を掲げる。現在の最多防衛記録は紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)と岩谷麻優のタッグ「サンダーロック」が持つ「V10」。羽南は「小さいころからずっと憧れの存在だったお2人が巻いたこのベルトを持っていることも、いまだに信じられない。約9年間塗り替えられていない歴史を変えたい。ここからがスタートなので防衛して、最高の凱旋大会にしたいです!」と拳を握った。
勢いに乗る羽南が新たな歴史をつくる。













