新日本プロレスの内藤哲也(42)が、「NEW JAPAN CUP(NJC)」(3月7日、後楽園で開幕)のレギュレーションに疑義を呈した。優勝者に4月5日両国国技館大会でのIWGPヘビー級王座(現王者は後藤洋央紀)挑戦権が与えられるトーナメントは、24選手で行われる。これによって生まれる8選手のシード権と、その割り振りへの不明点の多さを指摘した。
内藤は11日大阪大会で高橋ヒロムとIWGPタッグ王座を奪取。「やはりリーダー(ヒロム)の力はものすごく大きいですよ。彼がヘビー級の輪に入って戦う姿はそばで見ててワクワクもしますし。IWGPタッグ王座を持っていることはその可能性をさらに広めるわけで、なるべく長く保持し続けたいなと」と長期政権を誓いつつ、NJCでは久々にシングル戦線浮上を狙う。
1回戦(3月9日、尼崎)ではカラム・ニューマンとの対戦が決定。勝てばジェフ・コブとの2回戦(同14日、堺)に進出するブロックに組み込まれたが、内藤はコブをはじめ8選手がシード扱いとなっていることに釈然としない様子だ。「一番のツッコミどころは、まずなぜシードがあるのかということですよ。32、もしくは16や8でも、数を合わせればいいだけですから」と指摘した。
さらに謎深いのがその基準だ。シード扱いとなっているのはコブ、ザック・セイバーJr.、デビッド・フィンレー、鷹木信悟、海野翔太、タイチ、YOSHI―HASHI、TJPで、直近のシングルマッチで敗れた選手がほとんど。「前IWGP王者のザックがシードなのは分かりますよ。でもそれなら(辻)陽太と(エル)ファンタズモの現シングル王者もシードであるべきでしょうね」と提言しつつ「自分に近いところで言えば海野翔太がシードで、その海野に直近で勝った(グレート)オーカーンが1回戦からというのは意味が分からないというか。全体的に見ておかしいところが多いし、これって海野のためにもよくないんじゃないかと思いますね」と物申した。
新日本は昨年7月にIWGP実行委員会を正式に組織化し、王座戦、公式リーグ戦、トーナメントは統括管理されている。内藤は「こんな不公平感満載のトーナメントしか組めないんだったら、公開で抽選とかした方が不満は出ないんじゃないですか? 決して俺が出場者として『不公平じゃないか!』と訴えたいのではなくて、これだと見ている人が納得できないだろうと」と一刀両断。出場するからにはもちろん優勝を目指して突き進むつもりだが、開幕前からこの調子では何かと騒がしいNJCとなりそうな気配だ…。












