〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)のライセンスの運営管理を行う「株式会社猪木元気工場(IGF)」は20日、「社長就任披露会」を東京・新宿の京王プラザで開催した。新社長に実弟の猪木啓介氏が就任する。

 目玉となったのは人工知能を活用したプロジェクト「~猪木の夢の続き~『猪木ロイド(仮)』」の成果の発表だった。会の最後に回転式の3Dホログラムディスプレーにスーツに赤いマフラータオルを肩から下げた往年の猪木さんが映し出される。そして会場に「バカヤロー! 俺の名前はアントニオ猪木。今日は弟・啓介のためにご来場ありがとうございます」と猪木さんの声が流れた。

 続いて猪木ロイドは「まさか私もAIとして皆さまにごあいさつするとは思いませんでした。私こそ元祖A・I。俺の名前は〝アントニオ猪木〟。俺が元祖A・I、フッフッフ…。くだらねえか。相変わらず、バカを言っております」と再現度の高いアントンジョークもさく裂させる。さらに「世の中が乱れ、混乱した時こそ俺の出番ということで。アメリカではトランプ、日本もこれからどうなっていくか。また全国の皆さんとは猪木展などでお会いできると思います」とした。

 また、社長に就任した啓介氏は「これからも日本国に元気をもう一度出してもらえるように発信していければなと思います。これからもご協力をお願いします」と意気込みを語る。猪木さんへの思いをつづった著書「兄」もお披露目して「ブラジルで過ごしたわれわれ兄弟のストーリーでございます。面白く書いてあります。ぜひ読んでいただければなと思います」と話した。