ドジャースの佐々木朗希投手(23)は19日(日本時間20日)にアリゾナ州グレンデールで実戦形式のライブBPに初登板した。打者9人に27球を投げ、メジャー通算169本塁打のロサリオからスプリットで空振り三振を奪い、2三振1四球で、安打性の打球は1本だった。

 まずまずの〝デビュー〟だった。ケージ裏で見守ったメジャー12シーズン目の右腕ブレーク・トライネン投手(36)に感想を聞いた。

「彼は明らかに素晴らしい才能を持っている。彼自身は『まずは環境に慣れること』を重視していると思うけど、うちの打線を相手に自分の球を信じて投げるのは簡単ではない」と前置きするとこう続けた。

「彼はしっかり準備して投げなければならないが、後ろから見ていてスプリッターは特に優れていたと思う。彼の最高の球なのは明らか。日本から来る投手はみんな素晴らしいスプリッターを持っているのが興味深いし、この新しいチームメートがどんな投球をするのか見るのも楽しい。変化球はまだ見られてないが、彼が何を調整しようとしているのかは分かる」

 それではメジャー11年目を迎えるベテランの目に佐々木はどう映ったのか。

「ただ、初日に本格的な評価をするのは難しい。この段階で最も大事なのは、健康にブルペンを終え、しっかりと調整できることだから、今日の投球はとても良かったと思うよ。僕自身も彼を学んでいるところだから、あまり言えることがないけど、まだ初日なので緊張しているように見えたね。思っていたよりストライクが取れなかったと思っているかもしれないけど、彼の投球は素晴らしいと思ったよ」

佐々木を評価したトライネン
佐々木を評価したトライネン

 次のステップはオープン戦が予想される。敵打線相手にどんな投球を見せてくれるのか楽しみだ。