UFO専門家は、トランプ大統領の機密解除により、数十年にわたる〝UFO隠蔽〟が明らかになる可能性があると述べた。米FOXニュースが先日、報じた。

 トランプ氏は今月、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件や性犯罪者ジェフリー・エプスタイン氏の顧客リスト、新型コロナウイルスの発生源、UAP(UFOを含む未確認異常現象)など、政府の機密文書を調査する超党派のタスクフォースを設置した。

 これを受け、英UFO研究家のニック・ポープ氏は「政府は何十年もUFOを調査してきた。政府が何十年もこの問題に取り組んできたことは否定できないと思う。政府は複数のプログラムを実施してきた」と指摘した。

 ポープ氏は1991年から94年まで英政府のUFOデスクを務めた元国防省高官だ。

「ファイルのどこかに決定的な証拠があると信じている人は多い。米国の諜報機関の中には、この一部が地球外生命体からのものであることを知っており、これに関連する文書やファイルを持っているというのが広く信じられていることだ。そしてもちろん、それは誰もが本当に知りたいことだ」

 また、ポープ氏は「多くの米国人が抱いている大きな疑問は一体何が起きているのか、そして、これは地球外からのものかということだ」と付け加えた。

「ここがトランプ大統領の本能が働くところだと思う。なぜなら、この2期目では、1期目よりもずっと迅速に動いているのが分かるからだ。経済や国境といった大きな問題に焦点が当てられていることは明らかだが、トランプ氏には大衆感覚がある。彼は理解力がある。一般の米国人が何に興味を持ち、何を望んでいるのかを、彼はきちんと把握している」

 ポープ氏は、トランプ氏はUFO機密文書ついて報告を受けており、米国民は何が起こっているのか、自分たちのお金がどこに投資されているのかを知りたいという〝深い欲求〟を持っていることを理解しているとみる。

 また、2023、24年に開催された米下院のUFO公聴会で、内部告発者が1947年のロズウェル事件をはじめとするUFOに関する調査、諜報、未承認の特別アクセスプログラムの存在について証言してきた。

 ポープ氏は「内部告発者が議会で宣誓のもと、『これはすべて真実であり、われわれは宇宙船と遺体さえも回収した』と証言した。もしこれが真実であり、隠蔽工作であるなら、この陰謀は80年近く続いていることになる。この秘密を守り、この技術が何であるかを解明しようとするために、一体何十億ドルもの納税者のお金が費やされてきたのか? タスクフォースがUFOを調査する可能性がある。これは、この問題全体がいかに急速に動いているか、そしていかに関心が寄せられているかを示している」と話している。