新日本プロレス6日の鹿児島大会で「ワールドタッグリーグ」Bブロック最終公式戦が行われ、内藤哲也(42)、高橋ヒロム(35)組がEVIL&成田蓮、矢野通&ボルチン・オレッグとの優勝決定戦(8日、熊本)進出3WAY戦を制し1位突破を決めた。優勝へ王手をかけた内藤だが、最終戦で対戦予定だったHENAREをはじめ負傷者が続出したリーグ戦に緊急提言した。
IWGPタッグ王者グレート―O―カーン&HENAREとの公式戦が不戦勝となった内藤組は、勝ち点10で矢野組、EVIL組と並び、直接対決での優劣もつかなかったため、3WAY戦が実現。大乱戦の末に内藤がボルチンをスイング式首固めで丸め込み、Aブロック1位のゲイブ・キッド&SANADAの待つ優勝決定戦に駒を進めた。
頂点へあと一つと迫った内藤だが、心残りはやはり王者組と公式戦で戦えなかったことだ。取材に対し「対戦を楽しみにしていたし、その2人に勝った上で優勝決定戦に出るのがベストだと思っていたので、非常に残念ですね。どれだけ準備運動していてもケガする時はケガしますから。何でこのタイミングなんだって思いはありますけど、俺やヒロム君以上に悔しいのはHENARE本人だと思うので、WTL優勝チームとして彼の帰りを待ちたいと思います」と胸中を明かした。
HENAREだけでなくカラム・ニューマン、海野翔太と今シリーズは負傷欠場者が続出している。20日間で15大会という過密日程の影響はないのか? 内藤は「ケガしていない選手もいるので、日程がすべて悪いわけではないかもしれないけど、もしかしたら一つの要因としてハードスケジュールもあるかもしれないですよね。昨日の時点で17日間で13大会、しかも北は仙台から南は宮崎で、昨日も今日も4時間移動してから試合をしてますしね」と分析する。
もちろん日程が緩和されればケガがなくなるということはありえない。それでも内藤は「選手だけでなくスタッフのことも含めて、検討の余地はあるんじゃないか」と警鐘を鳴らす。今年のWTLは翌年1月4日東京ドーム大会のカードが決定済みの選手の参戦も実現しているだけに「せっかくベストのメンバーを揃えようとしていたのなら、ベストのパフォーマンスが発揮できるような環境を整えるのも大事なんじゃないかなと。連戦への考え方に関しては、個人差はありますけどね」と提言した。
「確かにケガはつきものですけど、なるべく起きないようにしなきゃいけないわけで。まもなく就任1年を迎える棚橋(弘至)社長のことですから、いろいろと考えてくれているはずだと思いたいですね」。普段なかなか届かない内藤の声は、団体に届くのか――。












