維新の会のゴタゴタが止まらない。大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)は性的な関係を強要したとして女性に訴えられ、先月、500万円を払うことで和解が成立。永野市長は所属する地域政党・大阪維新の会に離党届を提出したが同会は受理せず、4日に離党勧告処分を発表した。さらに十分な説明がされていないとして8日までに説明責任を果たさない場合には、除名処分に切り替えるとしている。

 永野市長は5日、「さらなる説明責任を果たせないか今、考えています」と述べ、進退については「辞めるような悪いことをしたわけではないので、しっかり頑張っていきたい」と続投の意向を示した。永野市長は強気の姿勢を崩しておらず、問題が長引けば市政の停滞につながりかねない。

 またこの日、東京地裁では歌舞伎町のカラオケ店で中学1年生の女子生徒に性的暴行を加えたとして不同意性交罪に問われた元衆院議員の椎木保被告(58)の初公判が行われた。「間違いございません」と起訴事実を認めた椎木被告は2012年の衆院選で千葉13区に日本の維新の会から立候補し、比例復活で初当選。衆院議員を2期務めた。

 起訴状によると椎木被告は、歌舞伎町のトー横に座り込んでいた12歳の女子中学生に声をかけ、金銭と引き換えに性的行為を持ちかけた。カラオケ店で性的な行為に及び、目撃した店員が110番通報した。椎木被告は現場から立ち去ったが女子中学生が被害を申告し後日、逮捕された。

 相次ぐ不祥事に維新関係者は「『また維新か』と言われてしまう。(椎木被告は)ほとんど印象にない。教師の経験を生かし教育政策を訴えていたようで今回の逮捕はかなり印象が悪い。永野市長といい、下半身トラブルは女性から敬遠される」と肩を落とす。

 1日に日本維新の会の代表選が行われ、吉村洋文大阪府知事が代表に選ばれたばかり。立て直すことはできるか。