投手陣チーム最年長の自覚―。広島・大瀬良大地投手(33)が3日、市内で契約を更改し、新たに2億プラス出来高の総額5億円の2年契約を結んだ。昨年までの推定1億8000万円から「今年1年の頑張りを評価して頂いた」と、さらなる上積みで複数年契約を結び直した右腕は、来季は投手陣ではチーム最年長に。「これからはしっかりとした姿と結果で、あるべき姿というものを見せていきたい」とプロ12年目の来季を見据えた。

 昨オフ、右ヒジに3度目となる手術を行い迎えた今季も、25試合に登板、155イニングの規定投球回をクリアするなど、先発ローテーションの一角として稼働。6月7日のロッテ戦では、初のノーヒット・ノーランも達成するなど「大瀬良大地という投手の幅をどんどん広げていきたいとスタートして、そこがうまくハマってくれた」と、キャリア・ハイの防御率1・86をマークした。

 一方で、今季は好投しながらも打線との兼ね合いで、勝ち星がつかなかった試合も多く、結果的にも6勝6敗と3年連続で2ケタ勝利は逃した。そんなこともあり来季は「2ケタまずは勝ちたいし、イニング、防御率ももっともっといい数字を残したい」とキッパリ。

 今季はチームとしても9月に大失速し、Vを逃し「僕自身も年齢が上になって、歯止めを効かせないといけない立場だった」と振り返り、更改の席では球団フロントからも「本当は15勝ぐらいしてもおかしくなかったのに」と声をかけられ、査定ポイントも「勝ち星」の部分で若干〝抑えめ〟になってしまったことを明かした右腕。来季はチーム、個人ともにより「勝利」にこだわって臨む1年にしていく。