ノアのGHCヘビー級王座戦(14日、東京・後楽園ホール)は王者の清宮海斗(28)が、マサ北宮(35)を退け5度目の防衛に成功した。

 今夏のシングルリーグ戦「N―1」の公式戦で30分時間切れドローとなった2人が、同王座をかけ再び対戦。試合が始まると北宮の圧倒的なパワーに押され気味になったが、エルボーを連打し王者の意地を見せつける。その後も一進一退の攻防が続いたが、スパインバスターをくらって意識を遠のかせ、再び窮地に陥った。

 それでも、ダイビングセントーンを避けると、武藤敬司直伝のシャイニングウィザードを発射。20分過ぎ、腕決め監獄固めを足4の字固めで切り返し、ギブアップを奪った。

 22分33秒の激闘を制した清宮は「北宮さん、9年前に自分がノアに入った時、会社が苦しい状況でしたが、道場長として若手を引っ張ってくれたのは北宮さんでした。ありがとうございました!」と感謝のメッセージを送った。

 北宮を見送ると、リングに登場した杉浦貴と丸藤正道から齋藤彰俊の引退興行(11月17日、愛知・ドルフィンズアリーナ)での挑戦を表明された。

王座挑戦に名乗りを上げた丸藤(左)と杉浦(中)
王座挑戦に名乗りを上げた丸藤(左)と杉浦(中)

 ここで丸藤が「杉浦さん、久々にシングルマッチやりますか? 勝った方がそのベルトに挑戦するのはどうですか?」と提案し、杉浦が快諾。王者も受諾し、2人の次期挑戦者決定戦が決定的になった。

 この状況に王者は「お二人とも挑戦表明、ありがとうございます。齋藤さんへの思いは自分もあります。ドルフィンズアリーナでやるなら、齋藤さんへの思いをぶつけ合いましょう。名古屋でこのベルトを持って待ってます!」とベルトを掲げた。

 さらにユニット「オールレベリオン」に英国遠征から帰国した小澤大嗣が加入することを発表。ユニットの勢力拡大にも成功した清宮は「これから若い力で未来を見せていくために、GHCヘビー級チャンピオンとして清宮海斗が引っ張っていきます! 全てはノアのために!」と絶叫し、大会を締めた。