9月も快勝発進だ。広島は1日のヤクルト戦(マツダ)に5―1で快勝、首位の座をキープした。

 本拠地・マツダスタジアムでは今季8戦負けなしの〝お得意さま〟のヤクルト相手に、この日も投打がガッチリかみ合った。

 打線は二死から勝負強さが際立った。ヤクルト先発・高梨に対し、3回に3番・小園が「いい一打を打てたと思います」と二死二、三塁から2点適時打で先制すると、6回には敵の2番手・ロドリゲスに対し、今度は矢野雅哉内野手(25)が「ナイスパワーです」と二死二、三塁から中堅越えの適時打。前進守備を敷いていた中堅手の頭上を越え、ボールがフェンスまで転がる間に、打者走者の矢野も一気に本塁に生還(記録はランニング本塁打)。5―0と中盤までに勝負を決めた。

 先発・玉村も「ストライク先行でいけていたので、その結果がいい感じになっているのかなと思います」と抜群のテンポで、8回まで散発4安打の好投を披露。完封目前の9回に連打と四球で満塁とし、守護神・栗林の救援を仰いで完封・完投こそ逃したものの、9回途中まで116球の熱投で今季4勝目をあげた。

 投打で圧倒し、これで本拠地ヤクルト戦は9連勝。9月を好発進した新井貴浩監督(47)も「自分たちがやるべきことをやって、いい準備をして、1戦1戦」と納得の表情で試合を振り返っていた。