ロッテが誇る〝令和の怪物〟佐々木朗希投手(22)が28日に出場選手登録を抹消された。

 この日から交流戦が開幕。そのタイミングでの抹消に驚きが広がったが、球団によると上半身の疲労回復に遅れが見られたため、大事を取っての措置という。そのため、31日から始まる阪神3連戦(ZOZOマリン)での登板は消滅。再登録できるのは最短でも6月7日の広島戦(マツダ)以降となった。

 今季の佐々木は8試合に登板し、4勝2敗、防御率2・18の成績。開幕当初は中6日で3試合に登板した後は中8日を置いて中6日で2試合。さらに中9日を挟んだ後、3試合続けて金曜日に中6日で登板してきた。前回24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では7回1失点で4勝目をゲットしていた。

 早期のMLB挑戦を目指す右腕を巡って、メジャースカウトたちの多くが注目しているのは「耐久性」だ。今季は高卒5年目。昨季までは体調やコンディションなどが考慮され、年間を通じてローテーションを回ったことはなかった。日本のNPBでは中6日が主流だが、メジャーでは中4日や中5日で登板することが一般的。そのため、佐々木のポテンシャルは認めつつもどれほどの体力をつけ、米国でも通用するのかに着目しているわけだ。

 今季は変化球を交えながら球数も多く投げ、10日の日本ハム戦(エスコン)では自己最多の123球を記録。100球未満だったのは初登板した3月31日の95球だけで、ほかの7試合は全て100球を超えている。前回は119球で8戦合計873球。大きな故障につながる前の最善策とみられるが、休養を挟みながらの〝離脱〟はメジャー側にどう評価されるのか――。