ついに復活を遂げたエースが、今夏のパリ五輪で得点王宣言だ! なでしこジャパンは27日、国際親善試合ニュージーランド戦(31日、6月3日)を行うスペイン遠征に出発。今回はパリ五輪へ向けて重要な強化の場となり、中でも注目を集めるのがFW宮沢ひなた(24=マンチェスター・ユナイテッド)だ。

 昨夏のオーストラリア・ニュージーランド共催女子W杯では、5ゴールをマークして得点王に輝いた。世界を驚かせ、世界的名門のイングランド・スーパーリーグのマンチェスターUに移籍を果たしたが、昨年12月に代表のブラジル遠征で右足首骨折の重傷を負った。2月のパリ五輪アジア最終予選の北朝鮮戦には間に合わなかったが、4月のシービリーブスカップ(米国)で2試合に途中出場。そして今回の遠征で、いよいよ完全復活を目指す。

 出発前の羽田空港で取材に応じた宮沢は「前回はケガ明けで、みんなと久しぶりに会ったという状態なので。今回はしっかりプレーで貢献できる時だと思う。ケガを経て自分がどんなプレーができるのか、少しでも成長した自分をどんどん出していきたい。五輪に向けて残り数試合なので、より良いものにしていきたい」と意欲を示した。

 そして、W杯に続く得点王にも「そうですね。W杯の時は思ってはいなかったですけど…その勢いで、はい!」と力強く宣言。〝個人2冠〟へ向けて、エースが再スタートを切る。