なでしこジャパンが27日、国際親善試合ニュージーランド戦(31日、6月3日)を行うスペイン遠征に出発した。

 今回はパリ五輪前の強化と同時に、五輪の本大会メンバー18人を絞り込む最終選考の場となる。

 羽田空港で出発前に取材に応じた池田太監督は「いろんなことを見たいし、それを見れるコンディションか、向こうでチェックをしてやっていかなければならない。ユニットの組み合わせも含めて見られるものがあればいい」と説明した上で「この遠征が終わったらメンバーを考えていかないといけない。気が引き締まる。次は五輪」と選考の最終段階へ気を引き締めた。

 今回はスペインまで飛びながら、相手は2戦ともニュージーランドとなった。

 この変則的な開催について池田監督は「まず欧州でやりたいという部分。ニュージーランドとも話し合って、海外でやっている選手もいるということで、どこでやるという部分で欧州で探してもらった。やれる部分と施設の部分と、いろいろあるので」と五輪の開催地がフランスということもあり、欧州で試合ができる最適な場所を模索したという。

 相手のニュージーランドについては「(五輪)出場国でしっかりと積み上がっているし、やり方もしっかりしている。前線の選手も走ったり、そういった部分で五輪に向けて準備しているチームとやれるのはポジティブだ」と意欲を見せた。

 なでしこジャパンが悲願の金メダルへ総仕上げに取りかかる。