エースが不在でもニュースターが森保ジャパンを救う。6月11日(日本時間12日)開幕の北中米W杯を前に、日本代表で絶対的存在のMF三笘薫(28=ブライトン)が左太もも裏の負傷で大会期間中の復帰が困難に。そこで期待されるのが、MF中村敬斗(25=スタッド・ランス)だ。実力はもちろん、人気面でも大ブレークの可能性を秘めている。

 三笘は9日に行われたイングランド・プレミアリーグのウルバーハンプトン戦で、左太もも裏を負傷して交代。翌10日に森保一監督が「軽傷ではないという印象は聞いている」と語っていたが、W杯期間中の復帰は困難な状態と診断されたことが明らかになった。

 15日のW杯メンバー発表が迫る中で、三笘が選外となれば森保ジャパンにとっては大打撃に…。だが〝希望〟もある。

 三笘と左サイドでポジションを争ってきた中村は、三笘不在だった昨年10月のブラジル戦で同点ゴールを奪い王国撃破の立役者になるなど代表のエース格に急成長。9日のポー戦では、自身プロ初となる4ゴールの大暴れで状態は最高潮だ。

 今季は移籍に失敗して2部でのプレーを余儀なくされたが、別の欧州組選手を担当する代理人は「W杯で活躍すれば、強豪クラブからSランスが納得するオファーが来ることは間違いない」と指摘。大きなステップアップも期待できる。

 三笘は代表のエースであり、世界最高峰のイングランド・プレミアリーグでの驚異的な活躍により、森保ジャパンでも最も注目される存在。スターストライカーの不在は話題性の面でも懸念が高まるが、こちらも中村が救世主となりそうだ。

 民放キー局関係者は「まるでK―POPスターのようだと評判。今回の大会で一番のブレーク候補とみている」と熱い視線が注がれており、大手広告代理店関係者も「中村選手は、特に若い女性から圧倒的な人気を得ているというデータもある。日本中が注目するW杯で活躍すれば、一気に〝国民的アスリート〟になる可能性もある」と太鼓判。森保ジャパンが目指す快進撃の旗手となれば、カリスマとなるポテンシャルをピッチ内外で秘めているのだ。

 目標のW杯優勝へ、新たなヒーローの台頭に期待だ。