元WWEの女子プロレスラー・Sareee(28)が「マリーゴールド」勢による〝包囲網〟を歓迎した。

 20日に後楽園で旗揚げ戦を行った同団体だったが、翌日に中心選手のジュリアが右橈骨遠位端(みぎとうこつえんいたん)骨折と診断され、当面の間欠場に。大盛況の旗揚げから一転してピンチに陥っている。

 この状況で真っ先に声を上げたのがSareeeだ。外敵にもかかわらず「私がエースになってやるよ!」と宣言し〝救世主〟として新団体をけん引する覚悟を示した。

 これには所属選手たちが即座に反応。林下詩美が自身のX(旧ツイッター)に「ジュリアが欠場してもマリーゴールドには林下詩美がいる。マリーゴールドをけん引するのはこの私」とポストしたのをはじめ、所属13選手中9選手がSNS上で反発した。

 25日に取材に応じたSareeeは「あれだけ選手が反応してくるのはいいこと」としつつも「だけど、本来なら私が言う前に、所属の人たちが言わなきゃいけない言葉じゃないの?って思いますよね」とピシャリ。ただし〝新エース〟として、団体を活性化させる意味では狙い通りだったという。

 一方で「私、誰が反応したか全部チェックしてますから」と明かすように、高橋奈七永、天麗皇希、石川奈青だけが無反応だったことは把握している。意外にも、こういうところは細かい性格のようだ。

「一部にかみついてきてないやつがいますけど、何なんだろうなと。やる気のあるやつ、気持ちがあるやつには興味がありますけど、ないやつには一切興味がないので。あっ、だけど、奈七永はいいや。反応されても困るので」と何度も対戦経験があるベテランだけはシッシと追い払い、闘志を燃やした。

 昼夜で行われる26日の東京・新木場1stRING大会昼の部では、タッグマッチで野崎渚と組み、MIRAI、桜井麻衣組と対戦する。

 だが、Sareeeは「MIRAIは勢いがあるいい選手なのかなと思いますけど、ニコニコ笑っているのが気にくわない。私とやったら笑ってるヒマなんてないよ。桜井麻衣? 全く知らないですね」と一蹴。「まあ、どれだけその気持ちが試合で出てくるかじゃないですかね。そうじゃなかったら、すぐに終わらせますよ」と不敵に予告した。

 7月13日の東京・両国国技館大会ではジュリアとの初シングルが発表されているが、ジュリアの回復具合にかかっているため不透明な状況。それでもマリーゴールド勢を標的に定めたことで、Sareeeはやる気がみなぎっている。

「私は旗揚げ戦でツートップ(ジュリア&詩美)に勝ってる。私は今、マリーゴールドのど真ん中に立ってんだぞ! 片っ端からやってやるよ!」

 意図した言葉なのかは定かではないが、プロレス界の〝名言〟をチョイスして宣戦布告した太陽神が、新団体の中心に立つ。