ロッテ・佐々木朗希投手(22)の111球に米国メディアから〝物言い〟がついた。

 佐々木は7日のオリックス戦(ZOZO)で自己最多の7回111球を投げ、2失点で今季初勝利を挙げた。この試合はドジャースなどメジャー5球団のスカウトが駆けつけていたが、そのうちの一つ、カブスの専門メディア「プリチャーネーション」は8日(同9日)、「シカゴ・カブス 日本人エース佐々木朗希をスカウトする球団に」と題したコラムを掲載。「他の日本人選手の獲得に成功しているカブスが他の多くの球団よりもササキを獲得する可能性がある」と伝えた。

 続けて「4月に111球。キャリアハイだ。ササキがリーグ最高の投手であり、彼が投げるすべてのイニングでチームに最高の勝利のチャンスを与えていることも知っている。しかし…」と佐々木が投じた球数を疑問視。「シーズン序盤にこれだけの投球数をこなすのは、彼がジャンプする可能性があること、そしてIFAの支出制限(25歳ルール)の対象であるため巨額のポスティング・フィーを得られないことを知っている球団が今年、彼を徹底的につぶすつもりなのか、と疑いたくなる」と勘ぐった。

 佐々木は今年1月に将来的なメジャー挑戦を表明。時期については明言していないが、25歳を迎える2026年オフ前なら契約金が制限される「25歳ルール」が適用される。

 31日(日本時間1日)には米全国紙「USA TODAY」のボブ・ナイチンゲール記者が「22歳のササキに対し、複数のGMはシーズン終了後にドジャースと契約すると予想している」と伝えたことで、米国では今オフの渡米を想定した報道も過熱。佐々木本人はそっちのけで〝令和の怪物争奪戦〟が繰り広げられている。