新日本プロレス6日の両国国技館大会で行われたNEVER無差別級選手権は、挑戦者の鷹木信悟(41)がEVILを撃破し、第44代王者に輝いた。

「ハウス・オブ・トーチャー」を率いるEVILは、「厳正なる公式公認レフェリー」こと金丸義信を連れて入場。金丸もレフェリーシャツを着用しやる気満々だったが、厳正なるマーティ浅見レフェリーがそれを許すわけもなく退場させられた。

 しかし、両軍セコンドが入り乱れた攻防からBUSHIの毒霧が浅見レフェリーに誤爆すると、当然のように金丸レフェリーが登場。EVILに加担しつつ試合を裁き始めると、超高速3カウントを叩くなどやりたい放題だ。

 するとロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンも無法には無法とばかりに高橋ヒロムレフェリーが登場。鷹木の助っ人に加わり、試合は大荒れの展開となる。何をやってるんだ、この人たちは…。

 金丸のウイスキーミストをかわした鷹木は、ついに悪徳レフェリーを排除。さらに金丸のお株を奪うウイスキーミストをEVILにさく裂させ、裕二郎のパウダー攻撃も誤爆させる。アルコールで足をふらつかせながらも、パンピングボンバーを発射すると、タイミングよくレッドシューズ海野レフェリーが到着。ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントを奪ってみせた。

 大乱戦を制した鷹木に安息の時は訪れなかった。決着後のリング上でマイクアピールしていると「バレットクラブ・ウォードッグス」のゲイブ・キッドに襲撃されてしまった。

新王者・鷹木(左)に挑戦表明するゲイブ・キッド
新王者・鷹木(左)に挑戦表明するゲイブ・キッド

 鷹木は「お前には闘魂の火がまだ燃えてると思ってたけどよ、ガッカリだぜ、ゲイブ。俺が逃げるわけねえだろ。こんなやり方しなくてもいいだろ」と挑戦を受諾し、初防衛戦での激突が決定的に。

「俺がやらなきゃいけないのは今日EVILからベルトを奪うことだけでなく、この(スプレーで)真っ黒になって価値が落ちたNEVERのベルトをキレイにリメークすることだ。ちょうど2年前にKOPWのトロフィーもぶっ壊されてリメークしたけど、ちょうどいいよ」と新王者としての抱負を明かした。

 これで鷹木は4度目の同王座戴冠。「価値が落ちたNEVER、再び若い選手もベテランも他団体の選手も、なんだったらオイ、女子プロレスラーも欲しくなるような無差別なベルトにしてやろうじゃねえか。まず俺がやらなきゃいけないのはリメーク、クリーニングだ」と豪語していた。