【カリフォルニア州ロサンゼルス26日(日本時間27日)発】ドジャースの大谷翔平投手(29)は昨年までの本拠地エンゼルス・スタジアムでのエンゼルス戦に「2番・DH」で先発出場し、2打数無安打だった。チームは3―4でサヨナラ負けした。14勝7敗でオープン戦を終えた。
古巣の粋な演出だった。初回一死無走者で打席に入る際、大歓声とともに昨季のMVP受賞を祝福する映像が大型ビジョンに映し出された。赤いユニホームでプレーする名場面集が流され、最後に「CONGRTULATIONS(おめでとう) SHOHEI OHTANI MVP」と表示された。懐かしそうにビデオを見つめた大谷はヘルメットを取って歓声に応えた。ファンはスタンディングオベーション、エンゼルスベンチからも拍手が送られた。
試合前のスタメン発表でも球場内は大歓声。アナハイムのファンにとって大谷は今でも特別な存在なのだ。
第1打席は先発の右腕シルセスの前に空振り三振。カウント2―2からの5球目、外角高めのの96・1マイル(約154・6キロ)の直球にバットは空を切った。
4回一死無走者も大歓声を受けて打席に。フルカウントからの6球目、内角低めの79・8マイル(約128・4キロ)のスライダーに空振り三振に倒れた。6回二死無走者で代打を送られて退いた。
この日も2打席無安打とHのランプは点灯せず、エンゼルスとの3連戦は6打数無安打、3三振2四球だった。
パドレスとの韓国・ソウルでの開幕シリーズ2戦目の1打席目に右前打を放って以降、快音は聞かれず、実戦では13打席連続無安打でオープン戦を終えた。開幕シリーズを終えた後に、再びオープン戦という初の経験に加え、元通訳・水原一平氏(39)の違法賭博問題で前日に会見する難しい状況だった。
それでもエンゼルスとの3連戦は昨季までのチーメートと旧交を温め、アナハイムのファンから大歓声を送られるなど自身を再認識する機会になった。28日(同29日)の本拠地開幕戦はしっかり切り替えてくるだろう。あいさつ代わりの特大アーチに期待だ。













