ドジャース大谷翔平が26日、元通訳・水原一平氏の〝違法賭博問題〟で口を開いた。

 水原氏は違法スポーツ賭博で多額の借金を抱え、大谷の銀行口座から450万ドル(約6億7500万円)を〝胴元側〟に送金していた。

 騒動が日増しに拡大するなか、大谷はこの日、会見で声明を発表。水原氏が不正に銀行口座にアクセスしていたことや、水原氏がギャンブル依存症で借金を抱えていることも直前まで知らなかったと語った。

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演した国際弁護士の清原博氏は大谷の会見について「今日の時点で大谷選手が言えることはすべておっしゃったのではないかと思います。二重、三重のチェックを経て、これだけのことを今日しゃべって良いというゴーサインが出たわけですから」と分析。続けて「大谷選手が完全にシロであると、ファンの目にも見えるのではないか」と語った。

 元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏も「思った以上に踏み込んだ印象」と述べ、ところどころ大谷の語る主語が不明瞭で、通訳が確認する場面もあったが、それも「十分思いを語りたくて、それがうまく言えなくて。通訳の方が確認しながら通訳するというのを見ていても、これでウソをついているようには見えなかった」と感想を述べた。

 会見では新事実も明らかになった。大谷の代理人には先週末に米ESPNから違法賭博の問い合わせがあった。大谷は「一平さんは僕にこういった取材の依頼があるということも、まず僕に話していなかった。代理人に一平さんは、一平さんにではなく〝某友人〟の借金の肩代わりとして支払ったというふうに話していました」と語った。

 ところが翌日、水原氏は代理人の尋問に対し、発言を一変。借金は自分のもので、それを大谷が肩代わりしたと説明。大谷によると「そしてこれらも、全くすべてが嘘だったということです」という。

 これに前出の清原氏は「当初、(水原氏は)友達が何らかでつくった借金を肩代わりして自分が払ったみたいなことなんで。水原さんの言葉を聞いてないから何とも言えないですけど、本当に二重三重にうそをついて、自分が悪いことをしていないみたいなことの言い訳をいくつか考えている」と指弾。

 続けて「自分のギャンブルのことがバレるのが嫌だから、友達の借金みたいなことを言って。それが追及されると、やっぱりそれは不自然だと言われるから、ついに自分のギャンブルのことも、借金のことも話さないといけなくなった」と、発言が二転三転した理由を指摘した。