〝体づくり〟の成果を発揮した。競泳のパリ五輪代表選考会6日目(22日、東京アクアティクスセンター)、女子200メートルバタフライ決勝は三井愛梨(19=横浜サクラ)が自己ベストの2分6秒54で優勝。派遣標準記録(2分7秒95)を突破し、代表の座を勝ち取った。

 昨年の世界選手権同種目で5位に入った期待の星は、前半の100メートルを3位で折り返すと、得意の後半でトップに浮上。「五輪の切符を自分の手でつかむことができてうれしい」と笑顔を見せた。

 パリ五輪を見据える上で、昨年末からウエートトレーニングの割合を増やした。指導する藤森善弘コーチは「下半身はスクワットなどでお尻回りを鍛えたり、腕のトレーニングはチューブぐらいしかやってなかったけど、ベンチプレスやラットプルダウンなどを1時間半ぐらいかけて、週2回程度はやっていた」と明かす。

 さらに直近も2月から約4週間のメキシコ合宿などで体をいじめたことで、パワーとスピードが格段に向上したという。藤森コーチは「体つきがまるっきり変わった。背中の写真撮って自分で『おーすごい』と言っているくらいなので」と太鼓判。目標のメダル獲得に向けて、着実に進化を遂げているようだ。