バドミントンのジャパン・オープン第2日(15日、東京体育館)、男子シングルス世界ランキング22位の田中湧士(26=NTT東日本)がシード選手を撃破した。

 1回戦で同8位、第8シードのリ・シフェン(中国)と対戦。互いに1ゲームずつを取り合い第3ゲームに突入したが、最後は田中が攻め切って接戦を制した。これで2025年の世界選手権(フランス・パリ)と合わせて、同じ相手に2連勝となった。

 田中は試合後「最近自信もついてきて、前回より今回の方がいけるんじゃないかと思っていた。緊張もあったが、良いパフォーマンスを出せた。お互いイメージがある中で決めきれたのは自信になる」と振り返った。

 勝因には「メンタリティー」を挙げ、「ファイナルゲームはきつい試合になると分かっていた。ファイナルのスタートで相手がレフェリーを見たがっていて、ケガか何かわからないけど弱気なところが見えた。こっちの気持ち的に楽になった」と明かした。

 会場には世界選手権を2度制した元日本代表の桃田賢斗選手兼コーチ(NTT東日本)の姿も。試合前には桃田から「自分が打つショットをしっかり決めて、これを打つと決めたら迷わずに打とう」と声をかけてもらったという。

 16日の2回戦では同21位のリー・チェックユー(香港)と対戦する。「まずは自分のプレーを100パーセント出すことが大事。それを出しながら相手との駆け引きをやっていきたい」と意気込んだ。