競泳男子の瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)は〝開き直り〟の境地で、ラストチャンスに勝負を懸ける。

 パリ五輪代表選考会6日目(22日、東京アクアティクスセンター)の200メートル個人メドレー予選では1分59秒06の全体1位で午後の準決勝進出を決めた。レース後には「昨日の(200メートルバタフライ決勝の)疲れも取るような感じで、全体的に気持ち良く準決勝に進められたかな」と充実の表情を浮かべた。

 今大会は本命の400メートル個人メドレーで代表切符を逃した。「400の個人メドレーでパリで自己ベストという思いでやってきたが、それがなくなった。今は200メートルの個人メドレーで自己ベストを。400の個人メドレーの方がメダルのチャンスは絶対的にある」としながらも「まだ200の個人メドレーでチャンスがあるので、200の個人メドレーをしっかりと決めたら、メダルを目指して頑張りたい」と決意を新たにした。

 瀬戸は昨年10月にオーストラリアへ拠点を変更し、名伯楽のマイケル・ボール氏に師事。「マイケルに変わってからやれることはやったし、ちょっと1か月早い選考会ということで、今の自分の状態の中ではやれることやっている。これで選ばれなかったら仕方ないなという感じ。プレッシャーはない」と自然体で戦う構えを示した。