新日本プロレス17日静岡大会「NEW JAPAN CUP」準々決勝で、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)の鷹木信悟(41)がNEVER無差別級王者・EVILに敗れトーナメントから姿を消した。

 直前のセミファイナルでLIJの盟友・辻陽太が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮を撃破し4強に進出。直後のリング上に登場したEVILに襲撃され、辻がH.O.Tのリンチにあってしまったため、鷹木もたまらず救出に駆け付ける。そのままメインの試合開始になだれ込む急展開となった。

 試合はLIJとH.O.T、両ユニットのメンバーがセコンドにつく総力戦となる。痛めている右肩に集中砲火を浴び、反則ざんまいに苦戦を強いられた鷹木だったがMADE IN JAPANで反撃。さらに両軍入り乱れての混戦から、EVILにナックルを叩き込み羽交い絞めにする。

BUSHI(右)の毒霧が鷹木信悟に誤爆。手前はEVIL
BUSHI(右)の毒霧が鷹木信悟に誤爆。手前はEVIL

 しかしBUSHIが放った毒霧は、EVILにかわされて鷹木に誤爆。すると一気に金丸義信のウイスキーミスト、ディック東郷のパウダー攻撃とH.O.Tに反則を連発されてしまう。完全に視界を奪われた鷹木はEVIL(変型大外刈り)を浴びて万事休す。ついに力尽き3カウントを奪われてしまった。

 NJC優勝者は4月6日両国国技館大会でIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也に挑戦する。LIJ同門王座戦を熱望する内藤から、今トーナメントの〝本命〟に推されていた鷹木だったが、拷問の館に引きずり込まれ無念の敗退。勝てば辻との同門準決勝が実現するはずだっただけに、悔しさは計り知れない。

 さらに傷口に塩を塗りこまれるかのように、EVILからは最後のマイクで「お前みたいにクソ弱え弟子がいるとな、お前の師匠のアニマル浜口もふびんでならねえよ、オイ」と屈辱的な言葉を投げかけられた。ダメージの大きい鷹木はノーコメントで控室へ。これでNJCは4強が出揃い、準決勝(18日、郡山)はSANADA対後藤洋央紀、EVIL対辻陽太の2カードとなった。