新日本プロレス17日静岡大会「NEW JAPAN CUP」準々決勝で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の辻陽太(30)が成田蓮(26)との新世代対決を制しベスト4に進出した。

 両者は昨年のG1クライマックス公式戦で激突し、20分時間切れ引き分けに終わった。「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に魂を売り渡し、かつてとは別人となった成田との準々決勝は、戦前の予想通り大乱戦となった。

 辻のジーンブラスター(スピアー)がレフェリーに誤爆してしまうと、H.O.Tのジャック・ペリー、金丸義信、ディック東郷が試合に介入。成田に改造プッシュアップバーで殴られそうになった辻だったが、絶体絶命のピンチにLIJから高橋ヒロムとBUSHIが助太刀に現れる。直後にはメインイベントを裁く予定だったレッドシューズ海野がサブレフェリーとして登場し、試合はようやく正常化した。

辻のジーン・ブラスターがレフェリーに誤爆する場面も…
辻のジーン・ブラスターがレフェリーに誤爆する場面も…

 なおも手段を選ばない成田の急所攻撃を受けてしまったものの、辻はダブルクロスには行かせず一瞬のスキをついてカサドーラで丸め込み。電光石火の3カウントを奪い、初優勝へあと2つと迫った。

 しかし直後には何とメインに出場するはずのEVILまでリングに上がり、辻はH.O.Tのリンチにあってしまう。たまらずEVILの対戦相手だった鷹木信悟も駆け付け、辻を救出すると一気にメインの試合開始へとなだれ込んだ。

 結局もう1試合の準々決勝は、EVILが悪の限りを尽くして鷹木を粉砕。準決勝(18日、郡山)でEVILと激突することが決まり、鷹木との同門対決がかなわなかった辻はノーコメントで会場をあとにした。