パリ五輪女子代表の最終選考レースを兼ねる名古屋ウィメンズマラソン(10日、バンテリンドームナゴヤ発着=42・195キロ)で、再び〝ペースメーカー〟が大きな話題となっている。

 3日の東京マラソンでは序盤からハイペースで進んだこともあり、先頭集団ではペースメーカーが次々と脱落。第2集団のペースメーカーも不安定な走りだったことから、男子の日本記録保持者・日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)は「やはり常に設定タイムで行ってほしいということは周りの人と話していた」と苦言を呈していた。

 そんな中で迎えた今大会だったが、この日も先頭集団のペースメーカーが精彩を欠いている。12キロ過ぎで1人目がリタイアすると、13キロで2人目も集団から遅れるなど、波乱の展開となっている。

 この流れに陸上ファンから「東京マラソンでペースメーカーが…って言われていて、名古屋ウィメンズマラソンではもうすでにペースメーカー2人落ちてるのやばい」「陸連のペースメーカーの選別方法に問題はないのか?」「東京マラソンといい、ペースメーカーひどい…」などの声が上がっている。

 今大会には鈴木亜由子(日本郵政グループ)、加世田梨花(ダイハツ)、安藤友香(ワコール)らが出場。パリ五輪代表には昨年10月のパリ五輪代表選考会・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で1位の鈴木優花(第一生命グループ)と2位の一山麻緒(資生堂)が内定している。残り1枠は今大会で前田穂南(天満屋)が1月の大阪国際マラソンにて記録した2時間18分59秒を上回った上で、日本勢トップになれば内定となるが、該当選手がいなかった場合は前田が代表に決まる。