【アリゾナ州グレンデール6日(日本時間7日)発】ドジャースの山本由伸投手(25)がホワイトソックスとのオープン戦に先発し、3回を6安打5失点、4三振3四球だった。制球の乱れに、不運な安打も重なり、「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(29)とのメジャー初共演を好投で飾ることはできなかった。

 初回、先頭ベニンテンディに初球をライナーで中前にはじき返された。続くモンカダは四球。昨年38本塁打の3番ロベルトは右飛に仕留めたものの、4番ヒメネスはストレートの四球。明らかなボールではなく、判定が辛めだ。5番ボーンに初球を中堅へ高々と打ち上げられて同点犠飛。2度目の登板で初失点を喫した。走者がそれぞれ進塁して二死二、三塁とピンチが続く。

 6番フレッチャーは遊ゴロに打ち取ったと思われたが判定はセーフ。1―2と勝ち越された。続くデヨングの中堅返しのゴロが左腰付近に当たり、内野安打になり、3点目を失った。

 一瞬ヒヤリとしたが、「捕れそうな球だったんですけど、ちょっと体勢が悪かったんで、捕れなかったです。(問題は)全く(ない)」と断言した。

 2回は先頭の9番ロペスを四球で歩かせたものの、ベニンテンディ、モンカダを連続空振り三振。3番ロベルトを右飛に打ち取った。

 しかし、3―3と同点に追いついてもらった3回にまたしても失点した。2本の内野安打で一死一、二塁のピンチを招くと7番デヨングが三塁線へ強烈なゴロ。三塁手のマンシーがバウンドを合わせることができずにそのまま抜けた。3―5と勝ち越しを許した。続くスタッシを空振り三振、ロペスを遊ゴロに打ち取り、なんとか終えた。

 微妙な判定もあったが制球が定まらなかった。試合後、「(日本時代も)たまにあります。はい。(フォームが原因なのか)そうですね。セットポジションの時、結構うまくできず、タイミングが合わないことが多かったですね」と振り返った。

 ただ、「ちょっとボール球続いたり、フォアボール出したりで、あまりいいピッチングではなかったですけど、いろいろとこう、試せたりもあったので、結果は良くないけど、感覚というか、オープン戦としては良かったと思います」と前向きに捉えている。

 大谷とのメジャー初共演については「そうですね。はい。今日も打線がすごかったですし。とにかくもっと自分はいいピッチングできるように集中していきたいですね」と語った。

 不本意な2度目の登板だったが、原因は把握している。むしろ、この時期で良かっただろう。レギュラーシーズンに向けてしっかりアジャストするだけ。心配は無用だ。