MLBスター2人の再会を米メディアも大々的に報じている。ドジャース・大谷翔平投手(29)は5日(日本時間6日)、米アリゾナ州グレンデールで行われた古巣エンゼルスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場し、3打数無安打2三振。最初の2打席で連続三振を喫し、最後の3打席目は中飛に倒れ、いいところなく終わったものの、この日のハイライトは試合前のシーンにあった。

 始球式が始まる15分前、全力疾走でウォーミングアップを行っていた大谷が歩みを止めた。歩み寄った相手は、昨季までの同僚で3度のア・リーグ最優秀選手賞に輝いたマイク・トラウト外野手(32)。2人はお互いに軽くハグを交わし、数分間談笑した。

 この模様を多くの米主要メディアが詳報した。MLB公式サイト「MLB.com」も早々と「オオタニとトラウト、春の初対面を前に抱き合う」とのタイトルでレポート。同サイトは大谷がドジャースへの移籍後、古巣と初対戦したことについて、通訳を通じ「あまり変な感じもしなかったし違和感もなかった。もしエンゼルスのホームでプレーしていたら、少し違う話だったかもしれない」と振り返った様子を伝えている。

 一方のトラウトは盟友・大谷との再会を喜びながら「結婚、契約、この冬に起こったすべてのことを祝福した。僕らは友達だったし、彼は素晴らしいチームメイトだった。今は違うチームにいるだけだ」と述べ、今も変わらぬ友情関係にあると強調したことも報じている。

 同サイトはこの日の大谷が無安打に終わり、途中交代したことに関しても触れ「2打席連続で三振し、最後の3打席目ではくしくも相手中堅手のトラウトにセンターフライを捕られた。ただもちろん、この結果はオオタニがレギュラーとなることに何の影響もない。この春、オオタニにとって重要なのは、彼が健康であると感じ続けることだ」と解説。その上で今月20日から21日にかけて韓国・ソウルで行われるパドレスとの開幕2連戦に大谷が「十分にプレーできる健康状態であることを示し始めている」とも太鼓判を押している。

 異国の地での開幕スタメン出場へ向け、大谷は順調にステップを踏んでいるようだ。