リーグ5位からの巻き返しを図るヤクルトにさらなる暗雲が垂れ込めている。

 5日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイ)に「1番・中堅」でスタメン出場した西川遥輝外野手(31)は5回先頭の第3打席で、相手3番手・武田が投じた142キロ直球が右足首付近に直撃。しばらく動けず、トレーナーとともに足を引きずりながらベンチに戻ると、高津臣吾監督(55)はすぐさま代走を送った。

 楽天から戦力外を通告された西川はヤクルトが自身3球団目。オープン戦はこの日が4試合目で1打席目には三塁打を放ち、自ら先制のホームも踏んでいた。打率4割5分5厘(11打数5安打)で好調を維持しているだけに、状態が心配される。

 春季キャンプ中には守護神の田口麗斗投手(28)が下半身のコンディション不良で離脱。さらに、5年目の飛躍へ大きな期待を寄せられていた奥川恭伸投手(22)も、コンディション不良で打ち上げを待たずにチームを離れていた。高津監督はまともに青写真も描けない誤算続きに、当時「これだけケガ人が出たら戦えない」と話していたが…。

 投手陣だけでなく野手にも故障者が出ればますます厳しい状況に追い込まれてしまうだけに、軽傷を祈るしかない。