昨年まで一軍未出場の広島3年目・高木翔斗捕手(20)が、3日の楽天とのオープン戦(倉敷)で〝奮起の一打〟を放ち、二転三転したゲームの主役となった。
この日は7回二死からの代打で登場。幸先よく中前打でアピールしたが〝試練〟は両軍無得点の8回だ。
4番手・内間が二死一、三塁のピンチを招き、迎えた打者・平良の3球目・149キロを後逸(記録は暴投)。三走の生還を許し、終盤で試合の均衡を破られた。さらにもう1失点を許して迎えた9回、公式戦ではないとはいえ、試合のポイントとなるミスを最後の打席で〝帳消し〟にした。
先頭・宇草の安打から失策と林の適時二塁打で1点を返すと、なおも一死二、三塁で、高木にこの試合2打席目が回る。「チャンスでしたし、絶対に何とかするぞという気持ちで打席に入りました。とにかく前に飛ばすというか、内野が前進していたので、しっかりバットに当てようと思いました」。楽天・宮森の変化球に食らいつき、詰まりながらも中前へ。2者が一気に生還し、土壇場で3―2と試合をひっくり返す決勝打となった。
試合後は「バッティングよりか、守備の方でミスしてしまったので、投手の方に申し訳ない気持ちの方が強い。今日のミスを反省して、繰り返さないようにしたい」と、守備の要を本職とする男らしいコメントを発していた。












