WWEの〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(44)が、人気者に雪辱を許した。

 世界ヘビー級王者セス・ロリンズ、リコシェ、〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスと抗争を繰り広げてきたが、祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)が近づく中で、元統一タッグ王者のサミ・ゼインを標的に定めた。2週前のロウでは「レッスルマニアへの道」を探るゼインとの一騎打ちで、ドリュー・マッキンタイアの助太刀もあってキンシャサ葬。先週には「来たねえ詐欺師だと暴いてやる」と、WWE屈指の人気者にしつこく絡んでいた。

 26日(日本時間27日)のロウ(カリフォルニア州サンノゼ)では、WWEデビュー戦の相手でもある因縁のゼインと再びシングル激突。いきなり場外バリケードを使ったムーンサルト弾をくらったが、コーナーに載せたゼインのボディーにヒザ蹴り2連発をぶち込んだ。ゼインのみちのくドライバー、スイング式DDTをしのぐと、またもヒザ蹴りから、変型フェースバスターでエプロンに叩きつけた。

 さらに顔面に強烈なヒザ、コーナーからのキンシャサを後頭部にぶち込むも3カウントは奪えない。場外戦では、バリケードの上に倒れたゼインの首筋にニードロップを発射。リングに入った瞬間にも必殺のキンシャサ弾を叩き込んだが、粘るゼインはカウント3寸前でロープに足をかけて何とか逃れた。

 中邑はゼインの側頭部を踏みつける猛攻。観衆のブーイングを浴びながら、トドメのキンシャサを狙うも、ゼインにかわされてコーナーに激突した。続けて、背後から後頭部に強烈なヘルヴァキックを浴びてダウンしてしまった。立ち上がったところで、真正面から2発目のヘルヴァキックでKОされ3カウントを奪われた。

 再戦は完敗で、不調が続くゼインにリベンジを許した格好。祭典まで残り1か月あまりで、中邑の「レッスルマニアへの道」はつながるのか。

 この日のロウは「АBEMА」にて放送された。