巨人の阿部慎之助監督(44)が25日のオープン戦・ヤクルト戦(那覇)前に昨季まで在籍した北村拓己内野手(28)に熱血助言を行った。

 この日の試合前、巨人の練習中にナインのもとにあいさつに訪れた北村。古巣の面々と久々の再会を果たしたのちに阿部監督のもとにも歩み寄ると、笑顔で談笑を始めた。

 会話も徐々に盛り上がりを見せると、阿部監督は持っていたバットを用いながら身ぶり手ぶりで打撃指導。かつての教え子に約20分間もの間アドバイスを送り続けた。

 そんな阿部監督の恩に報いるべく、北村はその後の試合で奮起。代打で途中出場すると、犠飛を放ってチームの勝利に貢献するなど、早々に「恩返し」を果たした。

 チームは離れても教え子を思う気持ちは変わらない阿部監督。この日の試合は僅差でヤクルトに軍配が上がったが、人情が垣間見えた時間ともなった。