格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 8」(24日、佐賀・SAGAアリーナ)を終えた榊原信行CEO(60)が総括を行い、注目される堀口恭司と朝倉海のUFC挑戦について語った。

 本戦9試合中判定は2試合のみ。メインでは堀江圭功がルイス・グスタボ(ブラジル)に判定負けを喫したものの、激闘が繰り広げられた2024年最初の大会について榊原CEOは「全試合、選手28名の魂のこもった素晴らしい戦いで、総合的にはいいスタートダッシュができたなと感じています。今日戦ってくれた全選手に感謝したいと思っています」と満足げな表情だった。

 今後は「RIZIN LANDMARK 9」(3月23日、神戸ワールド記念ホール)と「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の2大会を発表済み。「神戸も追加でもう1つ2つ(試合を)考えています。3月の上旬には有明のアンダーカードをズバッと発表できる準備もできている。3月前半から中盤にかけて、発表ごとが出てくるかと思います」

 その先のスケジュールも「ワクワクドキドキするのは長い方がいいですから、夏か秋くらいまでの上期のスケジュールをズバッとアナウンスして予定を空けていただいたら」とした。

 さらにこの大会前に渡米し、各団体幹部とコミュニケーションを取ったことを明かした。すでに交流のある「ベラトール」に加え「PFL」や素手ボクシングの「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(BKFC)」と選手交流などについて、話し合いを行ったという。

「いろんなアクションを起こせると感じています。世界のプロモーションとアライアンスを組んだり(という拡張)を、ベラトールだけでなく進めたい。そこはぜひ期待してもらいたい」。さらに世界最大の格闘技団体「UFC」のダナ・ホワイト代表とも会談を場を持ったことを告白。内容はもちろん、UFC挑戦を希望するRIZINフライ級王者・堀口恭司とRIZINバンタム級王者・朝倉海についてだ。

 榊原CEOは「RIZINの舞台だけを考えると、彼らの活躍がRIZINで繰り広げられるのが一番いいな、というのと。でも、あんまり彼らの夢とかチャレンジしたい気持ちを契約で縛ったり、自分たちのエゴだけで押さえつけるのは日本の格闘技界の進化にはマイナスだと思っていて。ファンが『行って来い』と乗っかれるような形で」と状況を整えて送り出したいとした。

 その上で「世界最高峰の舞台で彼らがどこまでいけるか個人的にも見たいし、日本人初の(UFCの)ベルトを巻くのがRIZINの元王者であるというのは、ちょっとロマンがあると思うので…。相手の団体も絡むし選手個人の思いも絡むことなので、バランスよくいけるように、もう少し時間をいただいて進めたいと思います」と引き続き交渉する構えを示した。

 注目の挑戦は果たして実現するか。