格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 8」(24日、佐賀・SAGAアリーナ)で、〝足つぼ最強〟こと今成正和(48)が摩嶋一整(32)との「グラップラー対決」を、腕十字固めの逆転一本勝ちで制した。

 摩嶋とは当初、前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)が対戦予定だったが、トラブルのために出国できず。代役で大ベテランの今成が〝スクランブル登板〟となった。

 試合は1ラウンド(R)から事前の予想通り、グラウンドの攻防。今成は開始早々、スライディングしつつ自ら下になって引き込むと、両脚で摩嶋の腰を挟みクローズドガードで捕まえる。そこから〝足関十段〟の異名にふさわしく、足関節技を狙いに行く場面もあったが、摩嶋にディフェンスされ、上から打撃を落とされた。

「足つぼ最強」の再現?摩嶋(左)の足を狙う今成
「足つぼ最強」の再現?摩嶋(左)の足を狙う今成

 2Rは序盤、摩嶋のタックルで金網に押し込まれて下になる苦しい展開。そこからヒザやパウンドを振り落とされて、KO寸前まで追い込まれた。しかし、ここから真骨頂だ。襲い掛かるヒジを捕まえると、そのまま腕十字の体勢で捕獲する。摩嶋に持ち上げられたが、そのまま一気に腕を伸ばし、大逆転のタップを奪った。

 試合後、マイクを持った今成は「ちょっと…、ケラモフさんとか来なかったんで。期待はずれな男が来たかもしれないですけど、いいフィニッシュを見せられたかと思います」と不気味な笑み。

 この様子に「ABEMA PPV」での配信で解説した金原正徳も「十段じゃなかったらできない。鳥肌立ちましたね。妖怪ですよ。ただもんじゃないです…」と畏怖していた。