新日本プロレス24日の札幌大会で、「Just 5 Guys(J5G)」のDOKI(32)が「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の高橋ヒロム(34)から殊勲の勝利を収めた。

 両ユニットのシングル5番勝負2戦目で激突。先入場のDOUKIは入場中のヒロムをトぺ・スイシーダで奇襲し先手を取った。

 互いに手の内を知り尽くす両者は高度な切り返し合戦を展開する。ヒロムちゃんボンバーからのTIME BOMBⅠ・Ⅴを浴びたDOUKIだったが、TIME BOMBⅡは阻止してイタリアンストレッチNо.32で反撃に転じる。ビクトリーロイヤルを掟破りのビクトリーロイヤルで切り返すと、摩利支天で形勢逆転。最後は粘るヒロムをスープレックス・デ・ラ・ルナで振り切り3カウントを奪ってみせた。

 メキシコで2010年にデビューしたDOUKIは、2019年5月から新日本に参戦。ジュニアヘビー級戦線で最もライバル視していたのがヒロムだった。「やっと…やっとだ。お前と出会って10年近く、新日本に上がって4~5年。やっと1勝だ」と悲願のシングル初勝利に胸を張った。

 さらにDOUKIは「お前は世界最高のレスラーの一人だ。でもな、俺が倒したかったのはそれだけじゃない。倒す価値のある選手ってだけじゃない。お前がどんな時も、一番俺を評価してくれた。だから俺にとってお前は一番倒したい相手なんだ。今日、お前に勝ってなお、俺は世界で一番お前を倒したい」とヒロムへの感情を告白。「今日だって、お前のレベルに引き上げられて、そしてお前を倒すことができたと思ってる。1回勝ったくらいで満足しました、そんなこと言うと思うか? 俺にはまだいろいろとやりたいことがあるんだ。1回勝ったくらいで同じレベルになったと思ってない。ただな、俺はお前を倒すところまで来た。今日の勝ちは、俺にとって最高の1勝だ。やるべきことはまだまだたくさんある」と、この日の勝利の価値を噛み締めていた。