プロボクシングの2023年度年間優秀選手表彰式が19日、都内で行われた。6年連続7度目の最優秀選手賞(MVP)に加え、KO賞、年間最高試合を受賞した世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(30=大橋)は、WBC同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)と5月6日に東京ドームで防衛戦を行うと海外で報道されていることについて言及した。

 連続でも通算でも史上最多のMVP受賞を「自分でもすごいなと思うくらいの年月をやってきた」と振り返り、「結果的には100点」と1年の戦いを自己採点した尚弥。ネリ戦については「噂されている5月の試合」と前置きしつつ「準備はしています」と明かした。

 東京ドームでのボクシング興行は1990年2月のヘビー級3団体統一王者マイク・タイソン(米国)ジェームス・ダグラス(米国)戦以来で「自分も気合入っている」と意欲十分。ネリは日本でドーピング問題や体重超過を起こし、無期限資格停止となっている問題児とあってか、「契約がしっかり結ばれること。それだけですね」と若干の不安も口にしたが、所属ジムの大橋秀行会長は「いろいろ出てますけど、来月中には整います。いい発表ができる」と自信ありげに予告した。