巨人の阿部慎之助監督(44)が初采配で積極的な走塁を披露した。

 初の対外試合となった18日のサムスン(韓国)との練習試合(沖縄セルラースタジアム那覇)で1点を追う5回無死一塁で佐々木に犠打のサイン。これを皮切りにこの回、吉川、松原にバントのサインを送り勝ち越しに成功した。

 盗塁、犠打、エンドランを駆使し11―3で逆転勝ちした阿部監督は「多少ね、僕がどういう野球をやりたいかというのはね、見ている皆さんも分かったんじゃないでしょうかね」と笑った。

「相手に考えさせる野球」を目標に掲げる指揮官は「(シーズンで)やるかは分かんないですけど、どうやって1点を取るかという。なかなか打つのって難しいですし。そういうのも作戦のひとつというのも、今日で選手は理解してくれたかな」と狙いを説明した。

 4回二死一塁では一走・岸田が盗塁死となった。ここまでプロで盗塁ゼロの捕手による仕掛けに指揮官は、「あれはサインじゃないです。スチールに関してはほとんど(自己判断)。隙あらばね。アウトになったけども、ああいう隙あらばっていうね。スタートを切れたっていうことがやっぱり大きいので。間一髪だったしね、素晴らしかった」とその積極性をほめた。