巨人の宮崎春季キャンプで臨時コーチを務めた松井秀喜氏(49)が充実の5日間を振り返った。

 宮崎最終日となった14日、松井氏は打撃ケージの後ろからナインに熱視線。岡本和、秋広らに身ぶり手ぶりを交えて打撃を教えると、練習後に円陣でナインに言葉を送った。

 松井氏は「5日間、お世話になりましたということで、『私はいろいろ伝えましたけど、(打撃は)最後は自分でつくってください。自分の思うようにやってください』と(話した)。『大事なことはジャイアンツはチームとして勝つ、ユニホーム着ている以上、勝利目指してプレーしてください』という、ありきたりのことです」と内容を明かした。

 さらに「ファンサービス」(松井氏)としてランチ特打に〝乱入〟すると14スイング目で右翼スタンドに待望のサク越え弾。両手を上げてガッツポーズをすると昼食そっちのけで出てきたナインから大きな拍手を受けた。

 松井氏は「選手たちと意見交換することができましたし、選手たちも積極的に来てくれましたので。私もいろいろ勉強になりましたし、彼らなりにどうなるか分からないですけど、いい形で背中を押すようになっていればいいなとは思っています」と振り返ると、巨人での指導の可能性について「私ですか? そうですね…、今度また慎之助監督がいつか呼んでくれると思うので、その時にまた来ます」と笑いキャンプ地を去った。

 阿部監督は「本当に5日間みっちりずっと付きっきりでね見ていただいて、すごく最高にいい時間でした」と大先輩に感謝しきりだった。レジェンドの指導で充実の宮崎キャンプを終えたチームは15日に沖縄入りする。