東京五輪銀メダルで世界ランキング9位のバスケットボール女子日本代表は、11日にパリ五輪出場をかけてパリ五輪世界最終予選最終戦で同5位のカナダと激突する。

 ハンガリー会場で戦う日本は、8日に行われた世界ランク4位スペインとの初戦を制し、五輪出場に王手。しかし9日の同19位ハンガリーに競り負け、五輪出場決定は最終戦に持ち越された。勝てば文句なしで五輪切符をゲットする一方で負けた場合は、スペイン―ハンガリー戦の結果次第。ハンガリーが勝てば突破となる。

 そこで問題視されているのが試合開始時間。日本―カナダ戦は、日本時間11日午後11時である一方で、スペイン―ハンガリー戦は日本時間12日午前1時30分となっている。何が問題かというと、日本がカナダに負けた時点で、ハンガリーが試合前にもかかわらず五輪出場が決定してしまうのだ。となれば、スペイン戦で負傷などのリスクを避けてプレー強度を落とす可能性も否定できない。

 サッカーのリーグ戦最終節やW杯1次リーグ最終戦などは、勝ち負け引き分けの調整を避けるため同日同時刻開始が当たり前。それだけに、ネット上では「最後の2試合は時間差開始。ハンガリーが日本の結果を見て戦えるなんて不公平」「同時刻開始にすべき」「日本が負けたらハンガリーはスペインを勝たせるのでは?」など不満の声が上がっている。

 スペイン戦の歓喜から一転、大ピンチとなった日本。これがハンガリーの〝ホームアドバンテージ〟と言ってしまえばそれまでだが、格上カナダに勝って意地を見せられるか。