レジェンドにまさかの“地獄”が待ち受けている!? 宮崎で行われている巨人の春季キャンプに頼もしい男がやって来る。10日の第3クールからは球団OBでヤンキースGM特別補佐の松井秀喜氏(49)が6年ぶりに臨時コーチを務める。阿部慎之助監督(44)が目指す4年ぶりとなるV奪回の切り札となるわけだが、ナインからの質問攻めだけでなく、あろうことか強烈なオヤジギャグ攻勢にも見舞われそうなのだ。
いよいよゴジラが帰ってくる。8日に第2クールを終えた阿部監督は「素晴らしい教材が来ると思いますので、いろんなことを聞いたら、絶対答えてくださると思う。いい意味で(選手に)どんどん使ってもらいたいなと思います」と松井氏の来訪を心待ちにし「日本の今の野球界だったりバッティングのことだったりというのを一刀両断してもらおうかな」とチームへの刺激を期待した。
歓迎ムードが高まるなか「楽しみだね」と今や遅しと首を長くしているのが、阿部内閣の長老格・川相昌弘内野守備コーチ(59)だ。チームの守備力向上へ連日ノックを打ち続ける一軍最年長コーチは、松井氏が巨人に籍を置いた1993~2002年までの10年間、東京ドームのロッカーは常に隣だった。
その川相コーチが松井氏に仕掛け続けたのが“ダジャレ地獄”だ。松井氏は昨年12月にBS日テレで放映された「巨人90周年~粋を継ぐもの~」内のインタビューで「粋な選手」としてドラフト4位から名選手となった川相コーチの名前を挙げた。当時の記憶がよほど強烈だったのだろう。その際もロッカールームでいつも川相コーチがダジャレを言い続けていたことを語っていた。
松井氏にとっては20年以上も昔の話でも、川相コーチは“現役バリバリ”だ。現在も会話の端々に隙あらばダジャレをブチ込んでいる。松井氏の来訪を前に早くもボルテージは上がっており、ひそかにウオーミングアップも始めている。
例えば、キャンプ序盤で雨の日が続くと「ちょうどいいダジャレができたよ。『雨降ってG(=地)固まる』ってね」とニヤリ。さらに室内練習場の「木の花(このはな)ドーム」に行く前には自分の鼻を押さえて「このはな」とやってドヤ顔だ。すでに「ギャグマシン」と化している。
松井氏には背番号55を“継承”した秋広が打撃の助言を心待ちにするほか、阪神から新加入した右腕のケラーも「(松井氏が)ヤンキースにいたころに一番野球にハマっていて、全選手を知っているくらい好きだった。会えるのは楽しみだし、あいさつくらいはする機会があれば」と対面を願っている。
以前にも坂本や岡本和が松井氏の助言をヒントに大きく飛躍した。必勝の十字架を背負う阿部監督が期待するのも当然だろう。松井氏は後輩たちへアドバイスを送る一方で、ベンチ裏や宿舎でも川相コーチによるエンドレスの“ギャグ攻勢”にさらされそうだ。












