巨人の菅野智之投手(34)が〝復権〟への手応えを見せた。

 宮崎秋季キャンプ第1クール最終日となった4日、菅野はブルペンに一番乗りすると、キレのある変化球と直球をミットに投げ込んだ。

 背番号18は「前回(1日)よりもまとまりがあって真っすぐの精度もよかったですし、一歩前進したなという感じがします」とうなずくと、伝家の宝刀・スライダーについて「テーマにしているのは曲がる遅さ。いかにベース板の近くで(曲がるか)」と明かした。

 スライダーの完成度について右腕は「いいと思いますよ。やっぱり曲がりも遅くなってますし。キレという部分でもキャッチャーがとれないようなボールになりつつあるので」と力を込めた。

 2017、18年の2年連続沢村賞右腕も昨季は故障に見舞われ防御率3・36、4勝8敗と不本意な成績となった。ブルペンで熱視線を送った阿部監督は「一番でブルペンに入ったりとか、そういう姿勢を僕はずっと見てる。それだけですよ」とベテランを評価した。