新日本プロレス24日の後楽園ホール大会で、オカダ・カズチカ(36)が所属最終戦を終えた。

 オカダは1月末をもって新日本との契約が満了。2月以降はフリーとして参戦し、2月24日札幌大会で新日本ラストマッチを迎える。その後は米国マット進出が確実視されており、WWEとAEWが主戦場候補に挙がっている。

 所属最終戦となったこの日の大会では、棚橋弘至、石井智宏と保持するNEVER無差別級6人タッグ王座のV8戦でマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生を迎え撃った。入場前から特大の「オカダ」コールが発生した聖地で、日本プロレス界のエースが唯一無二の存在感を見せつける。

 一進一退の攻防から藤田との一騎打ち状態になると、新日本プロレスに一時代を築いた得意技を連発した。驚異の粘りを見せた藤田に代名詞のドロップキックを発射し、万感の思いを胸にコーナーポストへ。長時間後楽園の天井を見つめてからダイビングエルボードロップを投下。万感の思いを込めたレインメーカーポーズから、新日本所属選手として最後のレインメーカーを叩き込み3カウントを奪ってみせた。

 試合後のリング上でマイクを握ったオカダは「もう泣きたくないですよ」と言いつつも「でも17年間熱い…熱い歓声、本当にありがとうございました」と、涙を流しながらファンに感謝を伝えた。有終の美を飾って守り抜いた6人タッグ王座に関しては「石井さんにこのベルトを(腰に)巻いてもらいましたけど、今日で返上します。石井さんと棚橋さんには感謝しかありません」と返上することを宣言した。

 オカダは2月以降はフリーとして3大会に出場し、2月24日札幌大会が新日本でのラストマッチとなる。「〝外敵〟としてしっかり戦いたいと思います。まだまだこれでおしまいじゃないですし、さよならじゃないですし、メインイベントもありますし、新日本プロレスを楽しんでください」と再会を誓った。

 バックステージでは「しっかりと送り出してもらって感謝しかないですからね。僕も新日本プロレスで学んだことをしっかり次の場所で生かして戦っていきたいと思いますし、頑張ります。お互い頑張って、僕も新日本プロレスにいたらよかったのに何て思われたくないですし、新日本プロレスもオカダがいたらこんなことになっていなかったのになんてなるのはお互い本望じゃないですし」と今後の活躍を約束。最後は「新日本プロレスもそうですし、日本のプロレス界の関係者、ファンの皆さん、本当にお世話になりました。でもこれでおしまいじゃない。また会いましょう。ありがとうございました」と晴れやかな表情で控室へと消えていった。