新日本プロレスを支配するグレート―O―カーンの独占インタビューにまたもや成功してしまった。20日の名古屋大会でKOPWを奪取し、2020年10月の侵略開始からついに初のシングルタイトルを戴冠。オカダ・カズチカ(36)の電撃退団に揺れる新日本マットの〝救世主〟を自認する余の声を聞くがいい――。
――悲願のシングル初タイトル、KOPW奪取おめでとうございます
オーカーン(以下・余)またオレなにかやっちゃいました? うむ、苦しゅうない。体はまだ苦しいがな…体力ねえなあ、オレは…たばこは吸わなかったんだけどな…一度も…。しかしまだあくまで保持者だからな。1年の最後に持っている者がKOPWと認められるわけで、まだ戴冠したとも思っておらんし、もちろんこんなところでは満足しておらん。
――志の高さに感服です。防衛ロードについて
余 日本のプロレスは今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないので地方を再生させなければなりません。ここは新〝日本〟プロレスである。例えばこのたびの能登半島地震のように災害に遭ってしまった地方にも、余の戦いで少しでも勇気や活力を与えられたらと思っております。毎日タイトルマッチを配信のない地方会場でやる。それもその地方を感じられるルールで、出身レスラー相手に、会場に来た愚民どもに投票させて。さすれば遠くからでも直接会場に来たいと思えるじゃろ。Yes We Can! 投票に行こう!
――KOPWを保持しつつ他の王座も狙う
余 (ウィル)オスプレイがいなくなることで帝国の主力が欠けるのは否定できん。帝国が揺らいでいる中で、ベルトをもって実力を示していかん、と思っておる。オカダの退団も重なった今、余こそが新日本プロレスの支配者であり救世主なんだと証明せねばならん。中邑真輔の予言は当たるぞ。オカダも「このピンチを救えた者にチャンスが来る」とほざいていたしな。王座を狙って盛り上げるのが先じゃろ。
――連合帝国ではマット・リドルが新メンバー候補に
余 それは国家機密にしたいところじゃが、なぜリドルが(13日の)サンノゼで(ジェフ)コブと組んだかといえば、もともとタッグチームだったわけじゃ。そういう縁はあるが、それが今後どうなるかは目下円卓会議中じゃ。
――オカダは2020年の侵略開始から最初に抗争した相手。結局一度も勝てないままだった
余 お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな。口を慎め、ガンジーが助走つけて殴るレベルの誤報じゃぞ! 去年のG1でも序盤のレスリングでボコボコにしてやったじゃろうが。負けたと思ってないけど? こっちは。
――無礼をお許しください。つまりオカダの退団はオーカーンからの敗走であると
余 うむ。余に恐れをなしたんじゃろう。余だけでなく、新世代に抜かれるのを怖がって逃げたのじゃ。決して冗談ではない。今後は余が中心になり、新日本には再び黄金期が到来する。カネの雨なんてケチくさいこと言わず、カネの風呂で美女もはべらせてやるよ。
――昔の雑誌で怪しげな石の広告にあった「札束風呂」が実現すると
余 余がチャンピオンになるだけで、帝国民たちにはカネ、女、ギャンブル、奇跡体験続出間違いなしじゃ。勝ちまくり! モテまくり!の日々を送らせてやろう。救世主…そう、私が神だ。
――オーカーンには米国からのオファーもないだろうし団体も安心だ
余 人は愚かなものです。特にお前。貴様、これまでの記者人生で何を見てきた? 当然WWEもAEWも、ノドから手が出るほど余を欲しておる。しかしこれを断り続けている余には使命があるんじゃ。この新日本をどげんかせんといかん。
――無礼をお許しください。日本プロレス界の未来を頼みます
余 うむ。昨年末に表向きは棚橋(弘至)が社長に就任したことになっておるが、ここだけの話、実権は余が握っておる。余がプロレス界の再建を果たすその前に! ひれ伏せっ愚民ども!













