アジアカップ(カタール)でのプレーに賛否が沸き起こっているサッカー日本代表GK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)が、差別発言を受けたことを明かした。

 鈴木を巡っては、19日のイラク戦で先制点を許したシーンや、初戦のベトナム戦でセットプレーからはじいたボールを押し込まれて勝ち越し点を献上したことが、大論争になっている。

 中には心ない言葉もあり、同僚のGK前川黛也(神戸)が「必要以上に言われ過ぎている」と擁護したが、騒ぎは収まらず、差別発言まで浴びる事態になってしまった。

 22日の練習後、鈴木は「日本代表のキーパーである以上、失点、敗戦というところでは高いレベルが求められるのは、自分としては分かっている。自分としてもそこは受け入れながらも、次につなげられれば、問題ないと思っている」とこれまでの試合を反省した上で「たくさんの声があるというのは、自分自身も知っています。その中でも差別的な発言というのは、控えていただきたいなというふうに思います」と差別発言を受けている実情を訴えた。

 その差別的な発言については「SNSを通して、受けました」と吐露。それでも「自分としては、そこに負けるつもりはないですし、結果で見返してやろうかなという気持ちですね」と悲痛な思いを口にした。

 鈴木を巡る論争は、ついに差別問題にまで発展する異常事態になってしまっている。