ノアの潮崎豪(42)が、お家騒動に揺れる古巣・全日本プロレスの〝救世主〟に諏訪魔(47)を指名した。 

 全日本は主力の石川修司(48)が1月31日付で退団することが発表されるなど、昨年末から離脱者が続出。2015年9月に全日本を退団し、ノアに復帰した潮崎は「選手それぞれの進む道というのは、個人が決めること。全体としては苦しくなっているのかもしれないが、選手一人ひとりがこのピンチをチャンスに変えてやるんだという気持ちを持ってやらなければいけない」と力説した。

 王道マット再生のカギを「試合で〝らしさ〟を体現することが必要」とした上で、「全日本といえばやっぱりパワー。傍若無人というか、体の大きさなども含めてイメージとしてピッタリなのは諏訪魔選手。最近は鈴木秀樹選手となんかとやっているが、本来の諏訪魔選手をまた見てみたい」と暴走専務の大暴れに期待を寄せた。

 くしくも諏訪魔のパートナー・石川は、潮崎が結成した「チームノア」が中心となって立ち上げる新ブランド「LIMIT BREAK」(2月15日、後楽園)に参戦する。石川とは入れ違いで、ほとんど絡みがなかった潮崎は「退団してから、最初の舞台にノアを選んでくれたのはすごくありがたいこと。ノアにヘビー級の選手は少ないので、面白い対戦が見られるようになる。自分との対戦が実現したら、プロレスの醍醐味みたいなものが提供できると思う。巨体をなぎ倒してみたい」と心待ちにした。

 21日の東京・八王子大会では、谷口周平を剛腕ラリアートで下し「ヘビー級ならではの戦いが、今日はあいつとできた」。石川との元全日本対決の実現に注目が集まる。